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診療科のご紹介

皮膚・形成外科

特色

当科は皮膚科と形成外科という2つの科で一診療科を構成しています。両診療科は共通した病気を取り扱うことが多く、診療に関する情報を相互共有しやすくすることで、よりクオリティの高い医療を目指しています。
当院形成外科では、特に下記2つの診療に力を入れています。

眼瞼下垂症

下肢静脈瘤

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下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医として認定された医師が施術します。 認定証
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眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)

1.眼瞼下垂(がんけんかすい)の定義

 一般的には、顔を正面に向けた時にまぶたが瞳孔(黒目の中の光が入る部分)の上まで充分に上げられない状態をいいます。

 ▼自覚症状
  • まぶたが重い。特に夕方になるとまぶたを開けるのがつらくなる。
  • まぶたがうっとうしい。視野が狭い。
  • 眼瞼挙筋を余計に収縮させているため、目の奥が痛い、目が疲れる。
  • 少しでも見やすくしようと顎が上がってしまうため、肩凝りや筋緊張性の頭痛を伴う方々もおられます。
 ▼他覚症状
  • 黒目の幅が狭い。二重まぶたの人は二重の幅が広がっている。
  • 上まぶたの睫毛が皮膚で隠れて見えない。
  • 眉毛が上がり、おでこにしわが多い。
  • 顎が上がっている。

下記のような症状があれば、眼瞼下垂症の可能性があります。

  • まぶたが重い、開けにくい
  • 視野が狭い、ものが見え辛い
  • 眠そうな目だといわれる
  • 眉が上がりおでこにしわができる

2.眼瞼下垂の分類(原因別)

  • 先天性眼瞼下垂(生まれつきの眼瞼下垂)
  • 後天性眼瞼下垂(生まれた時は眼瞼下垂はなかったが、その後まぶたが下がってきた状態)

 当科においては、最も頻度の高い後天性眼瞼下垂を以下の2通りに分けて考えており、手術方法が異なります。

①(狭義の)眼瞼下垂

まぶたを上げる腱膜が緩み、上まぶたの睫毛の生えているラインが下垂している。

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腱膜のゆるみが原因の場合は、挙筋前転手術を行います。
余分な皮膚を切除し、腱膜のしっかりした部位を引き出して、腱板に縫合固定します。

②(広義の)眼瞼下垂

まぶたを上げる腱膜は正常だが、余剰皮膚が垂れ下がり、眼瞼下垂症状をきたしている。

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上まぶたのボリュームが視野障害をきたしたり、まぶたの重さの原因になっている場合は、眉毛下皮膚眼輪筋切除を行います。
睫毛のラインや重瞼ラインを触らずに、眉毛の下の余分な組織を切除することで治療できます。

下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)

身体的負担が少ない、最新の治療法 = 血管内治療法

■ 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医が施術

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この治療法では、カテーテルを挿入するだけで治療ができ、原則として針の刺し傷のみしか残りません。
認定証
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下肢静脈瘤に対する血管内治療とは、 針を刺入してカテーテルを病変静脈内に挿入し、 高周波やレーザーにより熱を発生させて、血管内から静脈を焼灼・閉塞させる治療です。
ラジオ波治療は、従来のストリッピング手術と比較して良好な成績を示しています。術後、通常の活動に戻れた割合、術後の疼痛、鎮痛剤の使用および合併症も、ラジオ波治療は有意に少ないと報告されています。
また血管内治療252肢の研究では、術後6カ月の静脈閉塞率は99.6%と良好で、抜去術に遜色ない良好な治療成績が認められています。

形成外科の特色

  1. 形成外科専門医による形成外科の専門的な治療を行っております。
  2. 眼瞼部の診療と下肢静脈瘤の診療に力を入れています。
  3. 各種レーザー治療機により、保険診療(太田母斑・外傷性の刺青等)、美容自費診療(黒子や老人性のシミ)を行っております。
  4. 保険診療による、良性悪性の皮膚病変の手術治療を行なっております。
  5. モイストウーンドヒーリングによる、最先端の創傷治療を行っております。

皮膚科の特色

  1. 形成外科と共同で診療にあたる強みを活かし、診断・治療から美容まで、さまざまな角度から皮膚疾患にアプローチしています。
  2. 一般的な皮膚の病気から美容皮膚科まで、幅広い診療を行っています。
  3. ナローバンド紫外線治療機を導入し(大型のCANDELA社のダブリン7シリーズ)、尋常性乾癬や、アトピー性皮膚炎等に対する多角的治療の一環として使用しています。
主な診療疾患

■形成外科の項目へ

@眼瞼の診療   A下肢静脈瘤の診療   B一般形成外科の診療

■皮膚科の項目へ

@皮膚科の主な診療疾患   Aシミ・肝斑の診療   B脱毛症・AGAの治療

■形成外科

形成外科は、常勤医師が形成外科専門医であり、通常の形成外科診療を行っています。
形成外科一般の診療についてはこちら>

また当院では、特に眼瞼の診療と、静脈瘤の診療に力を入れています。

@眼瞼の診療
眼瞼の疾患はいろいろありますが、眼瞼下垂症逆まつげ、顔面神経麻痺に伴うまぶたの異常などが対象となります。
まぶたが重くないですか?(詳しくはこちら>)
A下肢静脈瘤の診療
当科では、下肢静脈瘤の治療を行っています。静脈瘤は現在の医療技術できちんと治せる病気ですので、しっかりと診断・治療をされることをお勧めします。
下肢静脈瘤は治療できます。(詳しくはこちら>)
B一般形成外科の診療
  • 皮膚腫瘍
  • ほくろ、あざ、外傷性刺青
  • 陥入爪
  • 外傷
  • 瘢痕、ケロイドと瘢痕拘縮
  • しみ
上記疾患などでお困りの方へ(詳しくはこちら>)

■皮膚科

@にきびの診療
当院では外用剤や抗生剤の内服を中心にビタミン剤の内服や必要に応じて漢方薬の内服も併用して治療を行っています。また、スキンケアやメイクアップの指導、当科推奨の低刺激性化粧品のご紹介、にきび跡には自費診療のケミカルピーリングも行っています。男性の方でも治療を工夫することで、にきびの改善とともにお肌もきれいに変わっていきますので、お気軽にご相談ください。
にきびでお困りの方へ(詳しくはこちら>)
治療例

治療前
にきび手術前

>

グリコール酸4回施術後
にきび手術後

Aシミ・肝斑の診療
シミに対しては、ビタミンC誘導体を使用したビタミンCローション、ジェル、スティック、美白剤のハイドロキノン、レチノイン酸を組み合わせた処方がとても有効であるとご評価いただいております。また、美容皮膚科処置としてイオン導入やケミカルピーリングを取り入れており、ご好評をいただいております。肝斑に対しては、内服薬で治療を行っています。さらに、外用剤や内服薬で効果に乏しいシミには形成外科でレーザー治療を行っています。お気軽にご予約・ご相談ください。
シミ・肝斑でお困りの方へ(詳しくはこちら>)
B脱毛症・AGAの治療
男性型脱毛症(AGA)は治療可能です。当科では限られた施設でしか取り扱いのないプロペシアを用いた自費診療を行っています。 また、円形脱毛症は内服薬や外用剤で治療を行っています。当院では治療を行う前にまず全身の病気が隠れていないかを調べ、必要に応じて他科と協力して治療にあたります。お気軽にご相談ください。
男性型脱毛症は治療可能です。(詳しくはこちら>)
治療例

前頭部
前頭部

頭頂部
頭頂部

スタッフ紹介
月野 暁彦
(つきの あきひこ)
月野 暁彦
所属診療科 皮膚・形成外科
役職 皮膚・形成外科部長
資格 日本形成外科学会専門医・皮膚腫瘍外科指導専門医
下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による指導医
専門分野 眼瞼・静脈瘤
治療に対する
モットー
安全な治療をしていきたいと思います。
皮膚科の最新のお知らせ
医療設備・装置

ALEX レーザー

保険適応の太田母斑(青あざ)のほか、自費診療にて、しみ、そばかすの治療を行っています。

診療実績

更新準備中

雑誌等掲載情報
  • 読売ファミリー 2007年1月24日号「首のケアしっかり」
  • リビング2006年 7月22日「快食健美 シミ対策 バランスのよい食事から」
  • リビング2005年 10月8日「しみ くま 集中ケア講座 疲れを一気にリセット」
  • リビング2005年 盛夏号 「しわマイナス大作戦」
  • 読売ファミリー 2004年10月27日号「ふけ、赤みやかゆみを伴う脂漏性皮膚炎」
認定情報

日本形成外科学会専門医
日本皮膚科学会認定専門医

ワンポイント用語解説

更新準備中

よくあるお問い合わせ

更新準備中

学会発表・論文発表

更新準備中

各科のページ

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