〒530-0001
大阪市北区梅田3-3-30

代表電話
06-4795-5505
健診予約
06-4795-5500

診療科のご紹介

眼科

特色

大阪中央病院の眼科は手術に力を入れており、白内障を中心として、網膜硝子体疾患、前眼部角膜疾患、緑内障、眼瞼疾患など幅広く手術をしています。
とくに白内障は年齢を重ねると誰にでも起こりえます。よりよい視力を維持していただくために、適切な時期にできる限り侵襲の少ない手術(体に負担の少ない手術)を行うことを目指しています。

外来診察においては最新のファイリングシステムを導入しており、その場で画像を見ながら説明を聞いていただけます。また、眼底の血管造影検査では、このファイリングシステムにより検査後直ちに結果が表示でき、診断が迅速にできるようになりました。
以上のように、外来診療、手術において、より高度な医療を目指しています。

主な診療疾患

○白内障(乱視用眼内レンズ含む) ○黄斑上膜 ○黄斑円孔 ○網膜裂孔 ○網膜剥離(強膜内陥術、硝子体手術) ○糖尿病網膜症(網膜光凝固術、硝子体手術) ○黄斑浮腫 ○網膜動静脈閉塞症 ○硝子体出血 ○緑内障(トラベクロトミー、急性閉塞隅角緑内障発作) ○眼瞼けいれん・片側顔面けいれん(ボトックス®注射) ○眼瞼皮膚弛緩症、眼瞼内反症 ○ドライアイ(涙点プラグ・キープティア®・涙点閉鎖術) ○結膜弛緩症 ○翼状片 ○角膜感染症 ○ぶどう膜炎 ○加齢黄斑変性症 等

診療疾患について詳しくはこちら>

糖尿病網膜症

白内障手術に使用する眼内レンズについて
白内障は眼内の水晶体が濁る病気です。水晶体はカメラに例えるとレンズに相当し、白内障手術はこの水晶体を透明な人工レンズに交換する手技です。大阪中央病院で行っている白内障手術では術後視力の質を最も重視しています。そのため、使用する眼内レンズは非球面眼内レンズ、着色眼内レンズ、乱視用眼内レンズなど最新のものを使用しています。

詳しくはこちら>
非球面眼内レンズ 着色眼内レンズ

スタッフ紹介

井上 由美子
(いのうえ ゆみこ)
井上 由美子
所属診療科 眼科
役職 眼科部長
資格 医学博士(大阪大学)
日本眼科学会専門医
日本医師会認定産業医
ボトックス®講習・実技セミナー修了医
身体障害者福祉法15条指定医(視覚障害)
ヨーロッパ白内障・屈折手術学会所属
日本眼感染症学会所属
専門分野 眼科一般
治療に対するモットー
適切な診断、適切な治療を心がけます。
まずは何でも御相談ください。

医療設備・装置

  • ○超音波白内障手術装置(インフィニティービジョンシステム)
  • ○網膜・硝子体/白内障手術装置(コンステレーション)
  • ○白内障手術イメージガイドシステム(ベリオン)
  • ○角膜形状解析装置(ペンタカム)
  • ○眼底カメラ・蛍光眼底撮影装置
  • ○網膜光凝固装置(マルチカラーレーザー)
  • ○網膜硝子体手術広角観察システム(リサイト)

OCT 光干渉断層計

医療設備・装置について詳しくはこちら >

診療実績

眼科手術等件数
手術内容 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年
白内障 383 318 298 355 360
網膜硝子体手術(糖尿病網膜症、網膜剥離、黄斑上膜等) 105 107 96 132 123
霰粒腫 26 35 24 26 22
ボツリヌス注射(眼瞼痙攣、片側顔面痙攣) 26 28 33 30 35
抗VEGF薬硝子体内注射(加齢黄斑変性等) 134 136 125 95 104
合計 674 624 576 638 644

雑誌等掲載情報

○2015/3/31
2015年 阪急阪神東宝グループ エテルノ倶楽部NEWS春号
「病気のはなし」に、井上由美子部長のコラム「加齢黄斑変性」が掲載されました。
○2013/12/25
読売テレビのミヤネ屋で井上由美子部長が目の病気についてコメントされました。
○2013/12/5
読売テレビのミヤネ屋で井上由美子部長が網膜症と白内障についてコメントされました。
○2012/2/21
読売テレビのミヤネ屋で井上由美子部長が網膜中心静脈閉塞症についてコメントされました。
○2012/10/7
読売新聞「病院の実力」大阪編57表中に「2011年の硝子体手術件数の多い病院」として掲載されました。

ワンポイント用語解説

白内障 水晶体(眼の中のレンズ)がにごり、見えにくくなる病気です。お年をとられると多かれ少なかれでてきます。
糖尿病網膜症 糖尿病のコントロールが悪いときや、長期間、糖尿病を患っていると目の中の血管がつまって、出血したり網膜が剥がれてきたりする病気です。発症したてでは自覚症状がないときが多いので、よくて見えていても眼科を受診するようにしてください。
網膜裂孔 網膜(目の中の光を感じる神経のまく)に穴があく病気です。穴だけでは視力は落ちませんが、網膜剥離になると視力が落ちることがあり治療が必要になります。
緑内障 視神経が弱り、視野(見えている範囲)が狭くなったり、見えにくくなる病気です。最近、意外に緑内障の人が多いのがわかってきました。
ドライアイ 目が乾燥する病気です。目薬だけでは治癒しない人には涙点プラグもあります。
眼瞼下垂 まぶたが下がってくる病気です。
眼瞼痙攣 まぶたがピクピクと痙攣する病気です。

よくあるお問い合わせ

1.白内障手術の入院期間はどれくらいですか?
片眼であれば1泊2日入院や4日間ほどの入院などで手術を行います。両眼の場合は9日の1回の入院で手術を行うか、2回の1泊2日入院で片眼ずつ手術を行うことにより対応します。歩行が不自由で通院が困難な方や、体の状態に問題がある場合(心疾患やコントロール不良な糖尿病、腎不全で透析中など)は、長めの入院になることがあります。
2.白内障日帰り手術はしていますか?
対応していますが、術後は眼帯をしたままですので、遠近感がない状態での帰宅、手術翌日の通院のことを考えて1泊2日入院をお勧めしております。
3.硝子体手術の入院期間は?
当院ではより小切開で低侵襲な25ゲージシステムを導入しており、手術時間が短く術後の傷の回復も早いです。黄斑上膜などでは日帰り入院も可能ですが、白内障と同じく術後は眼帯装用となり術翌日にそのまま診察にお越しいただく必要があるため、安全面から少なくとも術後1泊の入院をおすすめします。
黄斑円孔や網膜剥離などでは手術終了時に眼内にガスを充填しますので病状によりますが1〜2週間程度の入院が必要です。
4.エキシマレーザーによる近視矯正手術はしていますか?
エキシマレーザーを設置していませんので対応しておりません。
5.眼瞼痙攣や顔面痙攣に対してボトックス注射はしていますか?
行っています。お困りの方はご相談ください。

各科のページ

眼科の診察曜日・時間の詳細は診療担当表へ>
当科では、皆様に良い視力を維持していただくために、的確な診断と最良の治療を提供することを念頭において診療にあたっています。眼科領域においても昨今の医療技術の進歩には目を見張るものがありますが、患者さんにとって利点が多いと思われるものは積極的に取り入れるようにしています。
目のことで不安な点がありましたら、どんな些細なことでも結構ですのでご来院ください。皆様のご病気や不安が少しでも改善されますよう努力いたします。

ページトップへ