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診療科のご紹介
耳鼻咽喉科
特色
   当科では、経験豊富な耳鼻咽喉科医師によって、丁寧な診察、迅速かつ最適な治療の提供を心がけ、患者さんに十分満足して頂けるよう務めています。 当院耳鼻咽喉科の特徴としては、2009年4月より「大阪めまいセンター」を併設し、めまいに対する高度な診療と治療を実施してきました。
2015年からは、近畿大学の土井教授による専門外来と耳科手術がスタートすることとなり、難聴に対しても高度な医療を提供することが可能となりました。 (専門分野 リンク先参照
この度、「大阪難聴・めまいセンター」に名称を改め、より質の高い「耳科・神経耳科診療」の提供を開始することになりました。
   
『大阪難聴・めまいセンターとは?』
  難聴に関する高度な医療を提供する。
   難聴・めまいの外科治療については、当院の専門医が適切に対応しております。
①真珠腫性中耳炎、慢性化膿性中耳炎、癒着性中耳炎、好酸球性中耳炎に対する鼓室形成術、②耳硬化症、中耳奇形・耳小骨奇形に対するアブミ骨手術、③メニエール病、遅発性内リンパ水腫に対する内リンパ嚢開放術、④外リンパ瘻に対する内耳窓閉鎖術、⑤特発性および外傷性顔面神経麻痺に対する顔面神経管開放術等を専門的に施行しています。耳だれが止まらない、他の医療機関で手術ができないと言われた難治例、陳旧例の患者さんでも、適切な治療により症状が劇的に改善することがあります。お困りの患者さんは当センターに是非ご相談ください。
  めまいに関する高度な医療を提供する。
  めまいについては、①メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎等の末梢性めまいの診断と治療、②聴神経腫瘍や小脳・脳幹梗塞等の中枢性めまいの診断と治療、③最新のめまい診断機器、赤外線フレンツェルめがね、重心動揺計、電気眼振図、前庭誘発筋電位やv-HIT (video Head Impulse Test) 等を用いた大学病院にも劣らない高度な平衡機能検査を行っています。
 医療の進歩は目覚しく、最近では良性発作性頭位めまい症に対しては、エプレー法やセモン法が非常に有効なことが分かってきました。当センターでは、これらの治療を積極的に取り入れて、めまいの苦痛から一刻も早く解放できるよう努めてゆきます。めまいの原因の60%は耳の異常から来るものですが、耳の異状によるめまいのみならず、幅広いめまいの患者さんの治療を行なっています。必要に応じて、内科や脳外科を紹介させていただくこともあります。頑固なめまい、繰り返すめまい、日常生活に支障が出るめまいをお持ちのかたは、当センターにご相談ください。
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難聴・めまいセンターの診療内容
 
◎難聴疾患
伝音難聴 慢性中耳炎、真珠腫性中耳炎、耳硬化症、中耳奇形など
感音難聴 急性低音障害性感音難聴、突発性難聴、両側高度難聴、遺伝性難聴、
特発性進行性感音難聴、神経性耳鳴、聴神経腫瘍など
◎めまい疾患
末梢性めまい メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、遅発性内リンパ水腫、
椎骨脳底動脈循環不全症など
中枢性めまい 小脳梗塞・出血、脳幹梗塞・出血、小脳脊髄変性症など
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一般耳鼻咽喉科の診療内容
  急性中耳炎、滲出性中耳炎、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、咽頭炎、扁桃炎、喉頭炎、声帯結節、
声帯ポリープなど
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スタッフ紹介
 
渡邉 寛康
(わたなべ ひろやす)
渡邉 寛康
所属診療科 耳鼻咽喉科
役職 耳鼻咽喉科部長
資格 日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本耳鼻咽喉科学会耳鼻咽喉科専門研修指導医登録
専門分野 口腔乾燥症、耳鼻咽喉科一般
治療に対するモットー
  「ミミ、ハナ、ノド」のお悩みごと気軽に御相談下さい。
患者さんそれぞれの立場に合った医療に努めます。
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医療設備・装置
 
1.電子内視鏡
  耳鼻咽喉科で用いる内視鏡です。当科では、電子内視鏡を使用しています。
2.誘発筋電図測定装置
  当センターで特筆すべき前庭誘発筋電位検査を行う装置。これによって、従来原因が不明とされてきためまいの診断がつくことがあります。
3.赤外線フレンツェルめがね
  患者さんの目の動き(眼振)を赤外線カメラで撮影することができます。
4.重心動揺計
  患者さんの体の揺れを、客観的に評価して、診断・治療に役立てます。
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診療実績
 
平成21年上半期実績
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ワンポイント用語解説
 
良性発作性頭位めまい症
  めまいを訴える患者さんの実に30%から40%がこの病気だといわれています。お辞儀をしたとき、寝返りを打ったとき、ふとんから起き上がるときなど、頭の位置を動かすときに30秒程度激しいめまいに襲われます。この病気は、内耳の半規管の中に耳石という結晶が紛れ込んだことによって起こると考えられています。そして耳石を半規管から追い出してやればめまいが治ることが知られています。この治療の代表的な方法は、最初に報告したエプレー医師にちなんでエプレー法と呼ばれています。当院実績ではおよそ60%から70%の患者さんが1回の治療で改善されています。
メニエール病
  ぐるぐると回るようなめまい感と耳鳴りや難聴を繰り返す病気です。この病気の原因は、内リンパ水腫(リンパ液が過剰に溜まった状態)といい1938年に大阪大学の山川教授が世界で最初に発表しました。治療は、過剰なリンパ液を排出させるために、おもに利尿剤を用います。またこの病気の発症にストレス、疲労などが関連すると考えられているので、生活の改善も重要な治療のひとつです。
突発性難聴
  ある日突然、耳が聞こえにくくなる病気です。難聴とともにめまいを訴えることもあります。原因はウイルス感染、血液の循環障害などが考えられていますが、よく分かっていません。治療は、ステロイド剤の点滴などを行います。難聴の完全回復は30%程度と、非常に治りにくい病気です。
めまい症
  めまいを訴える患者の20%から30%は、現在知られているあらゆる検査を駆使しても、その原因を明らかにすることはできません。そのような原因不明のめまいをめまい症といいます。原因不明と治療ができないということは別ですので、このような場合も適切な治療によってめまいを改善することは不可能ではありません。
エプレー法
  良性発作性頭位めまい症に有効な治療のひとつ。最初に報告したエプレー医師の名に由来します。患者さんの頭を、ある一定の法則にしたがって動かしてゆき、半規管の中の耳石を外に追い出す方法です。治療中にめまいを訴えることがあります。当院実績ではおよそ60%から70%の患者さんが1回の治療で改善されています。
眼振
  よく「眼が回る」といいますが、実際にめまいがしているときは眼が動いているのです。これを眼振と呼びます。眼振を詳しく調べることは、めまいの診断には非常に重要なことなのです。
急性中耳炎
  主にこどもが、風邪を引いたときに高熱とともに、耳が痛くなる病気です。高熱が続く、お薬が効きにくいなどの場合、鼓膜切開を行い鼓膜の内側のウミを出すこともあります。
滲出性中耳炎
  こどもとお年寄りに起こりやすい中耳炎の一種です。鼓膜の内側に液体が溜まった状態、耳が聞こえにくくなります。これが、唯一の症状となることも多く、急性中耳炎と違って痛みはないので、特に小さなこどもの場合は見過ごされがちです。適切な治療を行なわないと難聴を残してしまう危険があります。
鼓膜切開
  急性中耳炎や滲出性中耳炎の治療で、鼓膜の内側のウミや液体を除去するために、鼓膜を小さなナイフで切ることがあります。鼓膜を切るといえば驚かれる人も多いかも知れませんが、通常数日で切ったところは塞がりますので、心配いりません。むしろ、急性中耳炎の痛みや滲出性中耳炎の難聴はこの治療で劇的に改善します。
チュービング
  頑固な滲出性中耳炎の場合、鼓膜の内側に液体が溜まりにくくするように、小さなチューブを鼓膜の中に植え込みます。耳の状態がよくなれば、6ヵ月程度で取り出すことができます。
アレルギー性鼻炎
  くしゃみ、鼻水、鼻づまりを主体とする病気です。花粉が原因となる季節性のもの(花粉症)と、家のホコリなどが原因となる通年性のものとがあります。それぞれによって、治療が多少異なるので、アレルギーの原因となる物質(花粉とかホコリとか)を知ることは重要です。原因がわかれば、治療の原則は原因から遠ざかることです。花粉症なら花粉を浴びないように、めがねやマスクをつかうことも有効です。適切な治療と生活習慣によって症状を軽減することができます。また、最大の治療効果がでるように、お薬は正しく飲みましょう。
慢性化膿性中耳炎
  耳だれ、難聴、鼓膜穿孔を特徴とする病気です。子供のころより耳だれを繰り返す方も多いようです。この病気は手術によって耳だれは消失し、聴力も改善する可能性があります。
真珠腫性中耳炎
  中耳炎の一種で鼓膜に骨を溶かす塊(真珠腫)ができるやっかいな病気です。進行するとめまいや顔面神経麻痺が生じることもあります。また耳の上には脳があるので、病変が脳に進行すると大変危険です。早急に手術することが望ましい病気です。
耳硬化症
  音を伝えるアブミ骨が硬化する病気で、中年以降にだんだんと難聴が進行してゆきます。以前は日本人に少ない病気といわれていましたが、最近は増加しているようです。手術によって聴力を改善することが可能です。
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