日本医療機能評価機構認定病院 「健保連 大阪中央病院」 大阪の都市型病院として高レベルの医療を提供する 健保連大阪中央病院
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診療科のご紹介
耳鼻科
特色
   耳鼻咽喉科の病気は、炎症性の病気が多く、治療には処置を伴います。そのために、これまでは耳鼻咽喉科での治療は、怖い、痛いというイメージで捉えられがちでした。当科では、経験豊富な耳鼻咽喉科医師によって、丁寧な診察、丁寧な治療を心がけ、満足の行く診療を行ないます。
 耳鼻咽喉科では2009年4月より「大阪めまいセンター」を併設します。めまいや感音性難聴などの神経性の病気はそちらで、高度な治療を受けることができます。
  『大阪めまいセンターとは?』
 

 めまいは頭痛、腹痛などと同様に非常にありふれた症状のひとつです。一度や二度、軽いめまいを経験したことがある人は多いのではないでしょうか?また軽いめまいなら病院を受診せずに済ませている人も多いのではないでしょうか?しかし、めまいの中には頭の異状によって起こっているものもあります。めまいを素人判断で放置しておくことはお勧めできません。また、繰り返すめまいで困っているかたも少なくないと思います。それではそのようなかたは、何科を受診したらよいのでしょう?脳外科?内科?耳鼻科?
当めまいセンターでは、耳鼻咽喉科の一分野である神経耳科専門の医師が、その豊富な経験を活かし、高度なめまい診療を行っています。めまいの原因の60%は耳の異常から来るものですが、耳の異状によるめまいのみならず、幅広いめまいの患者さんの治療を行なっています。必要に応じて、内科や脳外科を紹介させていただくこともあります。頑固なめまい、繰り返すめまい、日常生活に支障が出るめまいをお持ちのかたは、当センターにご相談ください。なお当センターでは感音難聴の治療も行っています。

  『アルゴンプラズマ凝固法によるアレルギー性鼻炎の治療を開始しました! 』
 

 2010年1月よりアレルギー性鼻炎(花粉症を含む)に対するアルゴンプラズマ凝固療法を開始しました。アルゴンプラズマによって鼻の粘膜を焼き、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状を軽減させるものです。レーザー療法と同様の効果があります。花粉症だけではなく、通年性アレルギー性鼻炎の治療にも効果があります。この治療では入院の必要はありません。なお、効果には個人差があります。
  この治療は一度診察を受けていただき、後日実施することとなります。
また、治療前にアレルギーの原因の検査などを実施します。すでに他院で検査をされている方は、お知らせください。

アルゴンプラズマ凝固法について詳しくはこちら

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めまいの治療概要
 
【めまいの原因を明らかにする】
   当センターでは、大学病院にも劣らない検査を実施することができます。赤外線フレンツェルめがね、重心動揺計、電気眼振図、前庭誘発筋電位、蝸電図検査など最先端の検査を行うことで、めまいの原因を明らかにしてゆきます。
めまいの苦痛から一刻も早く解放する
 医療の進歩は目覚しく、最近では良性発作性頭位めまい症に対しては、エプレー法やセモン法が非常に有効なことが分かってきました。当センターでは、これらの治療を積極的に取り入れて、患者さんの苦痛を一刻も早く取り除けるように努めてゆきます。また、当センターは、原則ウィークデーは連日診療がありますので、たとえ治療の効果がなかった場合でも、その翌日に引き続いて治療を実施することで、治療効果を上げることができます。
【手術によってめまいを治すことも】
   良性発作性頭位めまい症の多くは、エプレー法などの治療によって速やかに軽快します。しかしごく一部の患者さんでは、なかなか治らないことがあります。そのような場合には、手術によって半規管を閉鎖し完全にめまい消失させることができます。また、メニエール病に対しては、主に利尿剤などの薬剤による治療を優先していますが、なかなか治らない場合にはめまいを軽快させる手術を実施することもできます。なお、現在は当センターでは手術療法は行っていませんので、適切な施設を紹介することとなります。
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主な診療疾患
 
めまい疾患 メニエール病、良性発作性頭位めまい症、前庭神経炎、
遅発性内リンパ水腫、椎骨脳底動脈循環不全症など
難聴疾患 急性低音障害性感音難聴、突発性難聴など
急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎
急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎
急性咽頭炎、慢性咽頭炎、急性喉頭炎、慢性喉頭炎、声帯ポリープ
急性扁桃炎
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スタッフ紹介
 
瀬尾 徹
(せお とおる)
所属診療科 耳鼻咽喉科、大阪めまいセンター
役職 耳鼻咽喉科部長 大阪めまいセンター長
資格 医学博士
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本めまい平衡医学会専門会員
バラニー学会(国際めまい学会)正会員
日本めまい平衡医学会評議員
騒音性難聴相談医
兵庫医科大学非常勤講師
専門分野 神経耳科学、めまい、難聴
治療に対するモットー
  患者さんの目線に立っためまい診療を行います。
松本 考司非常勤
(まつもと こうじ)
所属診療科 耳鼻咽喉科
資格 日本耳鼻咽喉科学会専門医
専門分野 耳鼻咽喉科一般、味覚、嗅覚
治療に対するモットー
  患者さんが主体性をもって参加できる医療を目指します。
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医療設備・装置
 
1.電子内視鏡
  耳鼻咽喉科で用いる内視鏡です。当科では、電子内視鏡を使用しています。
2.誘発筋電図測定装置
  当センターで特筆すべき前庭誘発筋電位検査を行う装置。これによって、従来原因が不明とされてきためまいの診断がつくことがありま
3.赤外線フレンツェルめがね
  患者さんの目の動き(眼振)を赤外線カメラで撮影することができます。
4.重心動揺計
  患者さんの体の揺れを、客観的に評価して、診断・治療に役立てます。
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診療実績
 
平成21年上半期実績
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ワンポイント用語解説
 
良性発作性頭位めまい症
  めまいを訴える患者さんの実に30%から40%がこの病気だといわれています。お辞儀をしたとき、寝返りを打ったとき、ふとんから起き上がるときなど、頭の位置を動かすときに30秒程度激しいめまいに襲われます。この病気は、内耳の半規管の中に耳石という結晶が紛れ込んだことによって起こると考えられています。そして耳石を半規管から追い出してやればめまいが治ることが知られています。この治療の代表的な方法は、最初に報告したエプレー医師にちなんでエプレー法と呼ばれています。およそ60%から70%の患者さんが1回の治療で治ります。
メニエール病
  ぐるぐると回るようなめまい感と耳鳴りや難聴を繰り返す病気です。この病気の原因は、内リンパ水腫(リンパ液が過剰に溜まった状態)といい1938年に大阪大学の山川教授が世界で最初に発表しました。治療は、過剰なリンパ液を排出させるために、おもに利尿剤を用います。またこの病気の発症にストレス、疲労などが関連すると考えられているので、生活の改善も重要な治療のひとつです。
突発性難聴
  ある日突然、耳が聞こえにくくなる病気です。難聴とともにめまいを訴えることもあります。原因はウイルス感染、血液の循環障害などが考えられていますが、よく分かっていません。治療は、ステロイド剤の点滴などを行います。難聴の完全回復は30%程度と、非常に治りにくい病気です。
めまい症
  めまいを訴える患者の20%から30%は、現在知られているあらゆる検査を駆使しても、その原因を明らかにすることはできません。そのような原因不明のめまいをめまい症といいます。原因不明と治療ができないということは別ですので、このような場合も適切な治療によってめまいを改善することは不可能ではありません。
エプレー法
  良性発作性頭位めまい症に有効な治療のひとつ。最初に報告したエプレー医師の名に由来します。患者さんの頭を、ある一定の法則にしたがって動かしてゆき、半規管の中の耳石を外に追い出す方法です。治療中にめまいを訴えることがあります。およそ60%から70%の患者さんが1回の治療で治ります。
眼振
  よく「眼が回る」といいますが、実際にめまいがしているときは眼が動いているのです。これを眼振と呼びます。眼振を詳しく調べることは、めまいの診断には非常に重要なことなのです。
急性中耳炎
  主にこどもが、風邪を引いたときに高熱とともに、耳が痛くなる病気です。高熱が続く、お薬が効きにくいなどの場合、鼓膜切開を行い鼓膜の内側のウミを出すこともあります。
滲出性中耳炎
  こどもとお年寄りに起こりやすい中耳炎の一種です。鼓膜の内側に液体が溜まった状態、耳が聞こえにくくなります。これが、唯一の症状となることも多く、急性中耳炎と違って痛みはないので、特に小さなこどもの場合は見過ごされがちです。適切な治療を行なわないと難聴を残してしまう危険があります。
鼓膜切開
  急性中耳炎や滲出性中耳炎の治療で、鼓膜の内側のウミや液体を除去するために、鼓膜を小さなナイフで切ることがあります。鼓膜を切るといえば驚かれる人も多いかも知れませんが、通常数日で切ったところは塞がりますので、心配いりません。むしろ、急性中耳炎の痛みや滲出性中耳炎の難聴はこの治療で劇的に改善します。
チュービング
  頑固な滲出性中耳炎の場合、鼓膜の内側に液体が溜まりにくくするように、小さなチューブを鼓膜の中に植え込みます。耳の状態がよくなれば、6ヵ月程度で取り出すことができます。
アレルギー性鼻炎
  くしゃみ、鼻水、鼻づまりを主体とする病気です。花粉が原因となる季節性のもの(花粉症)と、家のホコリなどが原因となる通年性のものとがあります。それぞれによって、治療が多少異なるので、アレルギーの原因となる物質(花粉とかホコリとか)を知ることは重要です。原因がわかれば、治療の原則は原因から遠ざかることです。花粉症なら花粉を浴びないように、めがねやマスクをつかうことも有効です。適切な治療と生活習慣によって症状を軽減することができます。また、最大の治療効果がでるように、お薬は正しく飲みましょう。
アルゴンプラズマ療法
  アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)は、鼻の中の粘膜に花粉やハウスダストなどの抗原(アレルギーの原因物質)が付着することによりアレルギー反応が生じ、「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」などの症状を引き起こします。鼻の中でアレルギー反応を起こす場所は、主に下鼻甲介というところです。アルゴンプラズマ療法では、下鼻甲介にアルゴンプラズマを照射しアレルギー反応を起こしにくい粘膜に変性させます。その結果、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが軽減します。
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