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当院の概要

院長よりご挨拶

2023年4月1日付けをもちまして根津理一郎名誉院長の後任として病院長に就任いたしました弓場健義です。どうぞよろしくお願いいたします。
当院は2020年7月1日に「健康保険組合連合会 大阪中央病院」より「医療法人伯鳳会 大阪中央病院」として変革し、はや3年となりました。歴史を辿りますと、昭和19年(1944年)梅田曽根崎にあった大同生命直営の「大同病院」を健康保険組合連合会が引き継ぎ、当時は医療機関が不足していたため進んでいなかった保険診療の普及を主目的として「健康保険組合連合会 大阪中央病院」は設立されました。その後、平成12年(2000年)に現在の西梅田 大阪ガーデンシティに新築移転となり、内視鏡手術、ロボット手術など、先進的な低侵襲治療に取り組み、大病院が多く隣接する都心にあって、特徴ある診療科(年間手術件数1600以上のトップクラスの肛門外科、腹腔鏡下直腸脱手術件数トップクラスの消化器外科、内視鏡下手術件数トップクラスの婦人科、ロボット支援下前立腺癌手術を行う泌尿器科、ロボット支援下人工関節置換術を行う整形外科、有数の心臓カテーテルを行う循環器内科等)を育ててきました。
平成19年(2007年)からは予防医療の観点から健診部門にこれまで以上に注力し、健康寿命を伸ばすという時代のニーズにあった医療で、近隣企業の皆様に支えられながら着実に成長を続けて参りました。当院の健診部門は病院診療部門とシームレスにつながり、健診で異常が出た場合には時間を置かず、迅速に診療につなげられて、皆様に安心していただいております。現在、年間7万5千人余の方に健診を受けていただいております。
また、女性に優しい医療も展開してまいりました。女性スタッフ(放射線技師、検査技師、受付業務、医師、看護師等全員)のみで健診を行う日を設け、病院診療部門では女性特有の病気でも、悩まず安心して診療が受けれるようにさまざまな配慮をしています。
80年余の長きにわたり、これまで培われた特徴ある都心の急性期病院を礎に、当院の基本理念である「信頼と納得の医療」を目指して、民営化による効率性を備えた新たな歴史を職員一同、力を併せて築いてゆきたいと念じております。
皆様には、これからも当院に対しまして引き続きのご支援、ご鞭撻、ならびにご助言を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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