より自然な関節を実現するためには、
「綿密な計画」と「手術での再現」が必須です。
MERIT 1
詳細かつ丁寧に、お身体の状況を知ることから始まります。歩行状態・治療計画・リハビリ計画を術前にデジタル(DX)化し、人工知能(AI)を用いて計画を立案します。
MERIT 2
インプラントの最適な設置状態を再現するために、患者様毎に3Dプリンタを用いて関節形状を再現した模型を作り、そこから一人ひとりにあった手術用の器機をオーダーメイドで作製します。最適なサイズの人工関節を最適な位置・角度に正確に配置し、違和感のない関節を再現します。
MERIT 3
皮膚や筋肉、靭帯などへ与えるダメージを最小限にとどめる難易度の高い前方アプローチによるMISで行います。ロボティックアームや自動レッグホルダーを用いることで、高精度に術前計画を再現し、体への負担を最小限に抑えて、より自然な関節を実現します。
※MISとは、Minimally Invasive Surgeryの略で、皮膚や筋肉、靭帯などへ与えるダメージを最小限にとどめる手術のことです。
MERIT 4
術前より歩行アシストロボットを用いて、術前のデータをもとに回復度合いを数値的に評価し、早期回復を実現します。セラピストも密着しないため、感染対策の面でもより安心です。
MERIT 5
ロボティックアーム手術支援システム「Mako」を使用した人工股関節、人工ひざ関節の全置換手術は保険適用のため、ロボティクス手術による追加費用はかかりません。
以下のチェックポイントにあたるときは、ひざ関節の病気の可能性があります。
年齢とともにひざ関節の関節軟骨がすり減り、ひざの痛みと変形がおこる病気です。65才以上の方の50%以上にあるといわれ、女性に多く、高齢化社会を迎えた日本では国民病とも言えます。
特発性膝関節骨壊死は、ひざ関節の骨の一部に壊死様変化が生じ荷重により陥没する原因不明の疾患で、突然発症する激しいひざの痛みを特徴とする病気です。大腿骨の内側の骨に好発し、55歳以上の中年女性に多く発生します。
関節リウマチとは一種の自己免疫疾患(免疫異常によって正常組織を害する物質(自己抗体)が産生されることでおこる病気)で、全身のあらゆる関節が影響を受けます。
けががきちんと治らないと、年月とともに軟骨がすり切れてしまい、炎症を起こすことがあります。大腿骨や脛骨が骨折した後に、変形を残したまま治ってしまった場合などにも、ひざの痛みや変形の原因になります。
以下のチェックポイントにあたるときは、股関節の病気の可能性があります。
変形性股関節症は、関節軟骨が変性し、すり減ってしまうことで、関節に炎症反応がひきおこされ、痛みや骨頭・寛骨臼の変形をきたすようになります。
大腿骨頭の血のながれがとまり、部分的に骨頭の骨細胞が死んでしまう病気です。最初のうちは骨頭の形や軟骨は正常で痛みもありませんが、死んだ骨がつぶれると関節が変形し、痛みや歩行障害をきたします。
関節リウマチとは一種の自己免疫疾患(免疫異常によって体の中の正常組織を傷害する物質(自己抗体)が産生されることによっておこる病気)で、全身のあらゆる関節が影響を受けます。
股関節の寛骨臼(骨盤のくぼみ)や大腿骨頭に、骨が余分に張り出している部分があると、しゃがみこみなどの動作でこれらが繰り返し衝突しやすくなり、寛骨臼周囲に付着している関節唇や関節軟骨がいたみ、股関節痛が生じる病気です。