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診療科のご紹介
消化器内科
主な診療疾患:大腸
 
1) 家族性大腸腺腫症
    大腸腺腫性ポリポーシス(adenomatous polyposis coli)と家族性大腸腺腫症(Familial adenomatous polyposis:FAP)は同じ病気のことです。家族性大腸腺腫症がより正式な呼び方です。
  大腸に100個以上ポリープがある場合、大腸ポリポーシスと呼びます。大腸ポリポーシスにはいくつかの種類があり、その種類によって治療法は大きく異なります。単に「大腸ポリポーシス」と言う場合は、通常、家族性大腸腺腫症を示すことが多いようです。
  大腸腺腫性ポリポーシス(=家族性大腸腺腫症、以下、FAPと略します)は、大腸に腫瘍性病変が100個以上発生し、若年より大腸がんが発生しやすい病気です。
  この病気の患者さんは日本全国で数千人おられると考えられています。
  この病気は、14〜15歳ぐらいから大腸にたくさんのポリープが発生し、おおよそ16歳を過ぎれば大腸内視鏡検査や注腸造影検査を行うことにより多くの場合、FAPであることが診断できます。しかし、普通は若いときに大腸の検査はしませんので、中高年になってから検診や大腸がんの症状により診断されます。
   
2) 遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)
    HNPCCはHereditary non-polyposis colorectal cancerの略語で、日本語では『遺伝性非ポリポーシス大腸がん』と言います。
H : Hはhereditary(遺伝性)の頭文字で遺伝性疾患であることを意味しています。
NP: NPはnon-polyposis(非ポリポーシス)の略で、これはもう1つの遺伝性大腸がんFAP(Familial adenomatous polyposis :家族性大腸腺腫症)という疾患と区別するための言葉です。
CC: CCはcolorectal cancer (大腸がん)の略です。
結腸がんと直腸がんをあわせて大腸がんと呼びます。
  大腸がんの発生に遺伝の影響を強く受ける病気には「家族性大腸腺腫症」(以下:FAP)と「遺伝性非ポリポーシス大腸がん」(以下:HNPCC)の2つがあります。FAPでは大腸にきわめて多く(100個以上)のポリープができます。それに対し、大腸にポリープが無い、もしくは少数だけでも、遺伝の影響を強く受けていると考えられた患者さんが見つかってきました。それらの患者さんのことをHNPCCと称するようになりました。
  この疾患を、詳細に調査した医師(Dr. Henry T.Lynch)にちなみリンチ症候群と呼ぶこともあります。
  以下の条件に合致した場合には、その家系はHNPCCの可能性が高いと考えられます。
【1】 家系内に世代を超えて3人以上、HNPCC関連がんになった人がいること
HNPCC関連がん
大腸がん、胃がん、子宮内膜がん(子宮体がんとも言います)、
腎盂がん、尿管がん、小腸がん
【2】 そのうちの1人は50歳未満でHNPCC関連がんと診断されていること
【3】 家族性大腸腺腫症ではないこと
   
3) 潰瘍性大腸炎
   潰瘍性大腸炎は主に大腸粘膜に広くただれ(びらん)や潰瘍を形成する原因不明の腸炎です。多くは直腸から連続して炎症が広がります。30歳以下の若い人に多い病気ですが、お子さんや50歳以上の方が発症することもあります。良くなったり、悪くなったりを繰り返すことが多いですが、なかなか良くならないことも多くあります。この病気の原因としてストレスや体質が考えられていますが、まだ、余りよく分かっていません。
   
4)大腸ポリープ
   消化管などの管の中に飛び出した『いぼ』のことをポリープといいます。ポリープは胃や胆嚢など、いろいろなところにできますが、大腸にできることが多いです。
大腸にできるポリープには、いろいろな種類があり、その種類により治療法が異なります。
単に『大腸ポリープ』と言う場合には、大腸腫瘍、特に良性の大腸腺腫(アデノーマ)を指すことが多いです。
   
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