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泌尿器科

高血圧の原因となる原発性アルドステロン症の説明ページと診断検査

原発性アルドステロン症
原発性アルドステロン症はあまり聞き覚えのない病名ですが、起こってくる症状は高血圧です。高血圧の方の3-21%に原発性アルドステロン症が存在しているとの報告があります。アルドステロンは副腎から分泌されるホルモンで、血圧・血液中のカリウムに作用します。副腎でアルドステロンを分泌する良性の腫瘍ができるのが原発性アルドステロン症で、腫瘍ができた副腎を摘出することで正常な状態に戻すことができます(副腎は両側にあるので、片側を摘出しても問題はありません)。摘出も腹腔鏡手術で低侵襲+短期入院が可能です。
検査パスについて
スクリーニングの外来検査パス・確定診断のための入院検査パス・治療としての腹腔鏡下副腎摘出術のパスにより、外科的処置で治癒ができる2次性高血圧の早期発見・治療が期待されます。外来での採血によるスクリーニング検査の時に、すでに高血圧の薬を飲まれている場合には薬の変更が必要な場合もあります。当科を受診していただくか、現在高血圧の薬をもらわれている先生にご相談いただけたらと考えます。手術をすることで今後ずっと薬を飲み続けなければいけない状態から脱出できるかもしれません。
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